モイカのアジ泳がせ釣り

今秋のモイカ(アオリイカ)釣りには

もう行かれましたか。

モイカ釣り大会スタートの10月初旬は

コロッケサイズでしたが最近は600g

~800gが検量アベレージサイズに届

きつつモイカの成長の早さには驚きま

す。

モイカの型も良くなってきましたので

今回はモイカの釣り方のひとつ「アジ

の泳がせ釣り」をご紹介します。

 

先ずは、えさとなるアジを釣ります。

サイズはあまり大きいと釣り辛い面も

ありますが、逆に小さ過ぎるとすぐに

弱ってしまいます。

20cm弱の大きさがあれば良いかと。

釣りましたらすぐに活かしバケツ(バッ

カン)に移します。通称ブクブクと呼ば

れるエアポンプでエアを送ります。1リ

ットルに対して1匹のアジが目安です。

欲張ってアジを入れ過ぎると早く弱って

しまいますのでご注意ください。また冬

の気温が低くなると、外気温に吹かれて

水温が下がりアジが弱りますので定期的

に水を入れ替えましょう。

※ えさとなる活きアジの販売所もあり

ます。  販売場所、時間など詳細につ

きましては  スタッフまでお尋ねくだ

さい。

 

次は、モイカを釣ります。

竿   2~3号の磯竿

リール 2500番~4000番スピニングリ

ール

ライン ナイロン道糸2~4号

ウキ  2~5号の棒浮き(夜釣りの際

はケミホタル装着もしくは電気ウキ使用)

小物  ウキ止め、シモリ玉、からまん

棒、浮力調整用ナマリ

仕掛  市販のアジ泳がせモイカ仕掛

(沢山の種類をご用意していますよ)

 

アジのハナに仕掛けのハナカンの針を

通します。アジは素手ではなく金魚アミ

などを使用して直接触らないようにしま

しょう。活きの良いアジはよく泳ぎモイ

カが寄り易くなりますので少しでも活き

を持続するように配慮しましょう。

 

エサを付けたら仕掛けを投入します。た

まに外れてアジだけ飛んでいくことも・・

私はタナ(ウキからアジまでの深さ。ウ

キ止めで調整します)は最初2ヒロから

スタート。アタリが無ければ少しずつ深

くして探るようにしています。

 

アタリはウキが寝たり(モイカがエサ

を喰い上げて引っぱる)、ジワリジワリ

と沈んだり(モイカがエサを抱いて引き

込んでいます)と様々。ウキがポコ、ポ

コと動いている時はアジの側にモイカが

寄ってきてアジが逃げ惑っていることが

多くチャンス予告かも。ドキドキ

 

早アワセは禁物です。じっくり待ってか

らアワセを入れましょう。 抱きがあまい

とハリ掛かりしないことが多いです。

※かわいそうな写真ですが、モイカのア

タリです。頭の後ろ、アジの急所を狙っ

てモイカはファーストアタックしてきま

す。早くアワセ過ぎると写真のようなア

ジがアガってきます。(写真のアジは持っ

て帰ってアジフライに調理、美味しく頂

きました)

 

アワセが合わなかった時は慌てずにアジ

をヒットしたタナに戻してみましょう。

喰い気にスイッチの入ったモイカは再び

アタッてくることも多く釣果に繋がりま

すよ。ドキドキ

 

ヒットしましたらモイカを寄せます。ラ

インにはテンションが掛かった状態でリ

ールを巻きます。テンションが緩むとバ

ラシの原因となりますので気を付けまし

ょう。巻くスピードも慌てずにゆっくり

と。ドキドキ

 

寄せたらタモを使って掬いましょう。

ドキドキ♥ 抜き上げは竿へのダメージ

や、バラシになりますよ。モイカの頭!?

にタモアミを持って行きます。足の方に

タモアミを持って行くとモイカが驚いて

ジェット噴射!最悪バラシてしまうかも

しれませんよ。

 

ドキドキ満載のモイカのアジ泳がせ

釣り!キロアップにもなるとモイカの

引きも存分に楽しめる釣りですので、

みなさんも是非チャレンジしてみて

ください。

 

モイカ釣り大会へのご参加もお待ちして

おりま~す。

 

長文、ご覧頂きましてありがとうござい

ました。

(H・S)